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2012.02.28 - KBS京都テレビ番組 『ぽじポジたまご』「京都みゅーじあむ」コーナーに遠藤剛熈 生出演

2012年2月28日(火)

11時15分頃 生放送 同日15時45分頃 再放送


遠藤剛熈美術館紹介

遠 藤 剛 熈 展
2012年春季  2月28日(火)〜4月29日(日)
樹と裸体の人間が大地に立って在ることの不思議
自然を見つめ、自分を見つめる。自然と人間が一体となり共生する。

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2011.07.01 - PHP ほんとうの時代 Life+ライフプラス 2011年7月号(株)PHP研究所発行 大人の美術散歩 ART 18

芸術寺院を創建した求道の画僧

今月の講師
石田 淨(いしだ・じょう)京都藝際交流協会理事長

京都・猪熊通り高辻の京町家街にひときわ聳え立ち、目を引くギリシャ神殿風の大きなコンクリート建造物がある。二〇〇〇年の秋「永遠なるもの(自然・宇宙・神仏)と人類が出合うことができる寺院のようであり……捧げものが(油彩)作品であるような空間」を意図して、自らデザインし開設された私設の「遠藤剛熈美術館」である。

十代で公募展連続入選を果たし「天才少年の大成を期待する!」と地元新聞が大きく取り上げた美術少年が成人し、やがて三十路を前に武蔵野美術大学時代を含む十年間の東京生活に終止符を打ち帰京。両親が用意してくれたアトリエで「ゴーキ美術研究所」を開所した。最盛期には二百名を超える画塾生を擁し、今日までに一万名を超す卒塾生を送り出し、関西No.1の地位に育てた経歴を有する所長・作家であり館長を兼務している人物が遠藤剛熈である。
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2008.01.01 - 京博連だより 京の博物館 Vol.39 2008.1 遠藤剛熈美術館紹介


おこしやす
芸術寺院「本物」の創造
遠藤剛熈美術館


 
 

遠藤剛熈美術館は、遠藤剛熈自らがデザインし平成12年(2000年)秋に開設した美術館である。

遠藤剛熈は徒党を組まず、個人として、自分自身のため、真実のために制作した。外面を見ず内面のみを見つめ深め、信仰や信念のために戦い努力した。

西洋芸術を学んだが模倣にとどまらず、日本の国土の自然と精神伝統と生活の現実に根ざした、独自な芸術を創造した。
機械化しヴァーチャル化した現代にあって、収蔵作品の約1500点の全ては、屋外の風景の現場で対象に直接面して、新鮮で生々しく強烈な自然の存在の生命に、感動し驚嘆し畏敬をもって制作した。油絵は一作に十年、二十年かけて描き加え、重厚かつ透明感がある。鉛筆や墨や絵の具の黒を用いた、一筆入魂のデッサンには武士の精神がある。

自然を傍観せず凝視し実在に食い入り、主観と客観の分別を超えて、自然と人間が一つになり合体する。 山川草木大地悉皆佛性神性。自然宇宙・神佛・真理真実を同義とする思想を屋外の自然の制作の現場で実行している。

創造の生命の芸術的真理と宗教的真理は一つと信仰をもって、流派宗派を超えた芸術寺院の建立をすすめている。
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